私×アロマセラピー

 アロマセラピーを本格的に学んだのは24歳の時でした。本屋さんで、セラピ◯トという雑誌が目につき中身を見たところ、マタニティアロマのことが掲載されていました。なんとなく、香りだということは知っていましたが、マタニティ期の女性にとても効果的だという内容が理論的に書かれていました。

 

妊娠・出産・育児の時期は病気ではないことや赤ちゃんへの影響もあり、簡単に薬を使えません。

しかし、多くの不快症状が出現します。

 

アロマだと何かできることがありそう!もっと知りたい!と思い、近くのスクールに通い始めました。そして、アロマセラピーの効果を最大限引き出すのはオイルトリートメントだということがわかり、フルボディのオイルトリートメントの理論や技術を学びました。

 

 

特にマタニティ期の女性と長く関わっていると、「心と体は繋がっている」ということが本当によくわかります。

不安な気持ちが不快症状を増強させる。不快症状が増強するから、体が過度に緊張してしまって症状が重くなる。そして、さらに不安が増す・・・。お産の時の痛みと不安も同じです。

 

このような時、心にも体にも自然に穏やかな状態にしてくれる香りの効果は絶大でした。 

 

マタニティケアだけではなく、近くに住んでいた祖母も、病気で療養中、私が作ったバスソルトや石鹸、オイルトリートメントをいつも楽しみにしてくれていて、いつも香りに癒されていました。

 

私の近くには、常に沢山のエッセンシャルオイルがあります。

からだや心の不調を感じた時、そして、こうしていこう!と前向きになれた時、いつも近くに香りがあります。

 

香りは、何かのスイッチを切り替えてくれたり、呼吸を深くしてくれたり、癒しをくれたり、日々の暮らしを豊かにしてくれたり・・・

私にとって欠かすことのできないものの一つです。

 

初めは「頭が痛いからラベンダーにしよう」、「むくみがあるからサイプレスにしよう」、「肌にいいからフランキンセンス」というように、効果があると言われているものを選択して使っていました。しかし、自分が妊娠した時、出産した時、そして産後・・・一般的に、”これがいい”と言われるものが、しっくりこない・・・と違和感を感じ始めました。

 

 

今は、効果ばかりに目を向けるのではなく、自分が心地いいと感じる香り、しっくりくる香りを選び、その時その時の感覚を大切にして香りを楽しんでいます。

そうしていくうちに、自分の今のからだと心の状態がわかってきて、自分の体調をコントロールできるようになってきました。

 

好きな香り、心地いい香りを体に取り入れることは、当たり前のことなのかもしれないけど、すごくいいことなんだ!と実感しています。緊張しているからだや心を癒して緩める。そして、色々なことへの気づき・感性を豊かにするということに、とてもいいツールだと思っています。

 

自分の感性を大切にしながら、さらに香りの奥深さを楽しんでいきたいと思っています。

 

香りは、暮らしを豊かにします。

自然のエネルギーに満ちたエッセンシャルオイルで、からだも心も健康に、そして、何気ない日々に豊かさを与え10年後も20年後も素敵な人生を送ることができるようにサポートさせてただきます。