【mammy's touch】を開催するにあたって、私の思いを綴らせていただきます。
ちょっと長いかもしれません・・・。
この3回コースは、ママへのセルフタッチングケア、ベビータッチングケア、ベビーマッサージなど、「触れる」ということに焦点をおいた内容となっています。
「マミーズタッチ」という名前は、母の手、母のような手の温かさや優しさ、安心感に包まれたタッチング、触れ合いの大切さをお伝えしたいと思い名づけました。
タッチやタッチング、マッサージなど色々な言葉を使いますが、どれも「触れること」としてご理解いただけたらいいかと思います。
違いについてはレッスンでお話ししたいと思います。
<タッチングケアの大切さ>
助産師として臨床で働いている時、
産婦さんに、「竹森さんの手は魔法の手みたいですね」と言われることがよくありました。
産婦さんに限らず、
入院されている方の看護、特に寝たきりの患者さん、術後の患者さん・・・
そして、看護・助産師学生さんにも・・・。
私は特殊な能力でもあるのだろうか?!笑
なんて思うことがありましたが、
今思うとそういうことではなくて、
誰にでも実は備わっている、手の持つ温かさ、安心感をどう活用するか・・・
なのではないかと思います。
看護では実際にタッチングケアという技術がありますが、実に原始的な技術です。
看護を学んでいなくても、相手を思う気持ちがあったら誰でもできる技術です。
きっと一度は、肩や背中に手を添えられて・・・手を握ってもらって、
救われた経験があるのではないかと思います。
単にタッチするのではなく、
自分も呼吸を整えてリラックスし、相手の呼吸に合わせて優しくタッチする。
相手が心地いいかどうかを確認しながら行う。
自分の手の温かさと共に、相手の皮膚の温かさや弾力などを感じる。
タッチケアはとても簡単で、誰にでもできます。
そして、非常に大事なケアの一つだと感じています。
特に、赤ちゃんへのタッチングは生きていく上で基盤となる大事な部分を育む
とも言われています。
「安心感」と「信頼」です。
私は、これまで沢山の学びをしてきて、赤ちゃんへのタッチングケアの大切さを知識としては十分知っていました・・・。
でも、正直それどころではありませんでした・・・。
それは、私自身に全く余裕がなかったからです。
今子供は小2と小4ですが、今、その部分を挽回しようと意識しているところです。
そのあたりのお話もレッスンではしたいと思います。
<まずは、ママを満たすことが大事>
今、日本では産後うつが4人に1人が発症しうるとも言われています。
産後は、1ヶ月健診や、お子様の定期健診があることでこのことに気づかれることが多いのですが、多くの方が気づかれずに大変な思いをされているという現状があります。
どうして気づかれないか・・・。多くのママが、「育児は大変なものだからこういうものだろう・・・」「母親だから当たり前だろう」「◯◯すべき・・・」というものに捉われていて、ママ自身の心身がすり減ってしまっていることに気づかないことが多いからです。
心から楽しめているのであればそれは素晴らしいことですが、慣れないこと続き、初めて経験することばかりの育児は心配や不安で心を休めることが難しいことが多いように思います。
実は、産後、子育ての時期の過ごし方が更年期症状に影響をするということは既に知られていることでもあります。
今は、まだ若さと子供のエネルギーでなんとか頑張れていても、ちょっと子供の手が離れた時に心身のバラスをを崩してしまう方が非常に多くなっています。
女性の心身のケアにはセルフケアがとても大切です!!
私も、2人の子育てを経験していますので(今も子育て真っ只中です。)、
子を思う気持ち、親だからこうしてあげたいという気持ちがあるということはよくわかります。
ですから、日々頑張っているママたちがホッとできる空間、ちょっとでもリラックスできる時間を作りたい・・・そして、日々の中で続けていけるセルフケアの方法、アロマセラピーの真髄とも言われているアロマトリートメントの良さをママも感じ、
それを赤ちゃんにもベビーマッサージとしてママの温かい手で行う方法をお伝えしたいと思いこのような機会を設けさせていただきました。
まだ【mammy's touch】は始動したばかりなので、途中で内容の変更等あるかもしれませんがご了承下さい。
皆さんにとって良い内容、方法となるようにしていきたいと思っています。
そして、最近また感染症が拡大し始めており、テレビのニュースを見ていても心がギューっと窮屈になる感じがありますよね・・・。
この不安感が続く中ですが、”アロマの香り” と ”タッチング” でリラックスすることは
ママにとっても、赤ちゃんにとってもすごーーーく良いものだと思っています。
ぜひ、皆さんと同じ空間でそれらを感じ、短い時間でもダラリとホッとできる時間になるといいな・・・と思っています。(なので、楽ちんな服装をお勧めします!!)
*状況によっては、対面での開催を断念しなくてはいけないこともあるかもしれません。
その場合は、オンラインレッスンにするなどその時に検討させていただきます。
概要は以下のPDFをご覧ください。
(初回の鵠沼海岸でのコースに関してです)